奈良のAI開発・コワーキングならHSビル|2025年AI新法・透明性原則準拠
- HSビルワーキングスペース運営チーム

- 13 時間前
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AI活用・開発ポリシー(AI新法・透明性原則への対応について)
HSビルワーキングスペース(以下、当スペース)は、2025年9月に全面施行された「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律(AI新法)」および、内閣府・知的財産戦略本部が主導する「AI時代の知的財産権検討会」の指針に基づき、以下の通りAI利用ポリシーを策定いたしました。
奈良県内で活動するフリーランス、開発者、企業の皆様が、コンプライアンスリスクを最小限に抑え、安心して生成AI技術を業務活用できる「安全な開発環境(Safe Development Zone)」を提供することを宣言します。
参考リンク:
1. 基本方針:透明性の確保とリスク低減
当スペースは、AI利用における最大のリスクである「ブラックボックス化(学習データの不明瞭さ)」を排除するため、国の定める**「透明性確保の原則(原則1)」**を遵守するAIモデルのみを推奨・サポート環境として提供します。
準拠するガイドライン
内閣府 知的財産戦略本部:「AI時代の知的財産権検討会」における透明性確保措置
AI新法:開発者・提供者・利用者の責務規定
2. 具体的な取り組み(4つの安全対策)
✅ 対策1:ホワイトリスト化されたAIモデルの選定
当スペースのインフラ(Wi-Fi環境等)推奨、および勉強会等で使用するAIツールは、以下の条件を満たすものに限定しています。
開発元が、学習データの概要やクローラーの拒否設定(オプトアウト)等の情報を公開していること。
利用規約において、生成物の商用利用権利がユーザー(利用者)に帰属すると明記されていること。
対象例: GPT-5.2 (OpenAI), Gemini 3.0 (Google), Claude Opus 4.5 (Anthropic) 等
✅ 対策2:「利用者(User)」としての法的立場の明確化
当スペースを利用してシステム開発やコンテンツ制作を行う皆様は、原則として法規制の重い「AI開発事業者」ではなく、既存モデルを活用する**「AI利用者(または提供者)」**に該当します。 この法的区分を明確にすることで、過度な萎縮効果を防ぎつつ、必要な範囲での説明責任(クライアントへの通知等)を果たせるよう、管理人が最新の法解釈をサポートします。
✅ 対策3:高速かつセキュアな通信インフラ
AIの透明性確保には、外部サーバーとの膨大なデータ通信(推論プロセス)が必要です。当スペースでは、Deep Researchや動画解析などの高負荷処理でも遅延しない高速回線(NURO Biz等)を完備し、業務効率とセキュリティを両立させています。
✅ 対策4:自社AIサービスにおける遵守実証(キャラクター運用)
当スペースが提供・運用する以下のAIイメージキャラクターおよび関連ツールにおいても、上記ガイドラインを厳格に適用し、権利侵害のないクリーンな学習データセット(またはオプトアウト済みのモデル)のみを使用しています。
HSビル公式キャラクター「マルモくん」
AIコンシェルジュ「朝比奈エリカ」
AI開発サポート「蒼真ツバサ」
これらキャラクターによる対話生成や画像生成は、すべて「透明性原則」をクリアした環境下で管理されています。ユーザーの皆様は、安心してこれらキャラクターとの対話やコラボレーションをお楽しみいただけます。
HSビルを利用する側として、ざっくりこう理解しておけば大丈夫です。
HSビルは「AIそのものを開発する巨大プラットフォーム」ではなく、既存の生成AIを安全に使うための“場所と環境”を提供している立場です。
利用者は、ChatGPTや各種AIツールを「道具として使う側」であり、ふつうのビジネス利用であれば、いきなり重い規制の対象になるわけではありません。
そのうえで、
著作権や機密情報の取り扱い
なりすましや虚偽情報にならないようにする配慮など、「社会常識として大事な線」は一緒に守っていきましょう、というのがHSビルのスタンスです。
もし「自分のケースがAI新法でどう見られるのか心配」という場合は、記事の内容だけを鵜呑みにせず、必ず専門家(弁護士・行政書士など)にも確認してください。HSビルでは、その前段階として「どこまでがAIに任せられて、どこからが人間の判断なのか」を整理するお手伝いをしています。
3. よくあるご質問 (FAQ)
Q. ここで開発したシステムは、AI新法の重い規制対象になりますか?
A. 大半のケースで対象外です。既存のAPI(OpenAI API等)を利用して開発を行う場合、お客様は「基盤モデル開発者」ではないため、学習データの開示義務などの重い規制は課されません。ただし、生成物に関する説明責任は発生する場合があるため、詳細はご相談ください。
Q. クライアントに「AIを使っても大丈夫か」と聞かれました。
A. 「当スペースは政府の透明性ガイドラインに準拠した環境で作業しています」とお伝えいただけます。必要であれば、契約書に盛り込むための免責条項の雛形についてもアドバイス可能です。
Q. 個人のクリエイターですが、著作権侵害が怖いです。
A. 当スペースでは、文化庁や内閣府の最新見解(「享受」や「依拠」の考え方)に基づいた勉強会を定期開催しています。リスクをゼロにする方法はありませんが、「限りなくホワイトに近づける運用」を共有しています。
4. 管理者より
AI技術は日々進化し、法規制も刻一刻と変化しています。 HSビルワーキングスペースは、単なる「場所貸し」にとどまらず、皆様のビジネスを法的・技術的側面から支える「インテリジェンス・ハブ」でありたいと考えています。
「この使い方はセーフか?」「最新モデルはどう使うのが正解か?」 迷った際は、ぜひHSビルへお越しください。最新の知見と、志を同じくする仲間が待っています。
📍 施設情報・アクセス
HSビル・ワーキングスペース (AI新法準拠・高速光ソフトバンク回線完備)
住所: 〒631-0817 奈良県奈良市西大寺北町1-2-4 HSビル
営業時間: 8:00 - 23:00(ドロップイン受付は18:00まで)
アクセス: 近鉄大和西大寺駅より徒歩4分
主な設備:
高速Wi-Fi (ソフトバンク光)
4K外部モニター貸出
公式サイト: [https://www.hsworking.com/]
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「AIを使ってみたいけれど、どこから手をつければいいか分からない」
「クライアントから『AI使っても大丈夫?』と聞かれて不安」
そんな場合は、一度AIコーチング/AIソリューションのページもご覧ください。奈良・西大寺のリアルな拠点で、AI新法に配慮した“現実的なAIの使い方”を一緒に設計していきます。
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